まこ亜美(セラムン)とフェイはや(なのは)を中心にSSやらを扱っています。 百合発言などがあるので、苦手な方はバックすることをオススメします。

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万国共通の温かさ

リク第一弾!
「夫婦なまこ亜美」
神のお告げに従えたかふ・あ・ん(死

それでもばっちこいや!って方は下からドウゾ




風は冷たく、さまざまな上着が入り混じる季節
窓の外の木は己の色とりどりの衣を一面に撒き散らしていて
どこもかしこも冬を目指していた。

カタカタと奏でるキーボードのタッチ音にテレビの小さめの音が重なる。
その音たちに紛れて、顔の横から退屈そうな何とも言えない声が聞こえてきた






[石油事情と体感温度]





「まこちゃん…」
「ん~?」
「あの、ね?」
「あ、ごめん。もしかして暑い?」
「別にそういうわけじゃ…」

むしろ背中から伝わる温度はとても心地よくて、思わず眠ってしまいそうではあるのだが
流石にこの態勢はなんというか

「ちょっと作業しにくい…かな」
「あー、うん。…でも寒いんだもん」

そう言うと腰にまわされた手にさらに力が込められた。
まこちゃんの組んだ膝の上に乗せられ、すっぽりと包みこまれること早一時間。
流石に困るというものだ。
そう抗議の意味を込めてその手をぺしぺしと叩くが、まるで意に介しない。

「……ストーブ」
「へ?」
「ストーブ、出せばいいのに」
「うーん、出そうとは思うんだけどね」
「思うんだけど?」

てっきりいつものようなやり取りが返ってくると思っていたから、少し怪訝な顔でまこちゃんを見てしまったのは仕方のないことだと思う。
その表情を見たからなのか、この話題を振ってしまったからなのか
何とも弱ったような苦笑いと鉢合う

「最近は石油が高いじゃない?また値上がりしたらしいし…」
「?」
「だからさ、今年は石油使わないの買おうかなって思うんだけど。ね、亜美ちゃんはどう思う?」

腕の力が緩められると、横からにゅっと顔を覗きこまれた。
突然現れた子供のような笑みにきゅっと胸が締め付けられるのがわかって、顔が熱くなってゆく。


いつまでたっても不意打ちには弱くて
逃げ道を求めてたどり着いた先はいつものように、下。
すべてがいつもの通りで、少しだけ悔しいと思う。

「ね?どう思う?」
「~~っ…で、でも、まこちゃん上でおもち焼くのとか、好きじゃなかった?」
「そうなんだけどさ、なんだかんだいって電気のほうが安くんだよね」
「……じゃあ、明日休みだし、見に行く?」
「え?せっかくの休みなのに…いいの?」
「もう…休みじゃなきゃ見に行けないじゃない」

私の言葉はまこちゃんの予想の範疇にはなかったようで、表情がころころ変わってゆく。
いつもより近い距離で見る慌てようは、どこか悪戯心をくすぐるものがある。
…さっきまで負け続けていた所為もあるかもしれないけれど

「ふふふ」
「もーなんだよー……あ、そーいえばチラシが入ってたかも」
「チラシって、今朝の?」
「そう。ちょっと見てくるから、」

「待ってて」と耳元で囁かれ、まこちゃんの温もりが背中からすっと離れた。
突然冷気に包まれた体がわずかに震える。
離れてほしいと言っていたのに、実際に離れてしまうと少し残念で、もったいないような気さえしてくる。

ほんの数分、それだけで戻ってきてほしいなんて思ってしまう。

「あったよ~」

なのにさっきとは違う場所に座ってしまったまこちゃん
その横顔に期待と不安を込めた恨めしい目を向ける

人の異変にはすぐ気付くくせに、自分が関係していることとなると全く気づいてくれない。
そんな鈍感なところも好きだけど、今回はじれったいだけで
ひと段落したパソコンをパタンと閉じる。

「んお?」

有無を言わさず彼女の間に座る。
なんだかんだ言いつつ、この位置が一番落ち着くのだと実感する。

顔のすぐ横からくぐもった笑い声が聞こえて、気恥ずかしくなる。
耳に感じる吐息がくすぐったい

「たまには、いいかもね」
「………たまになら…」
「うん。今日はずっとこうしてよっか」


肩にのる心地よい重み、背中からきゅっと優しい温もり包みこまれ
そこにゆっくりと体を預ける

そして心地よいまどろみを











あとがきみたいなの

ふう、ふ?汗
初めはそれっぽいのにだんだん題からそれるそれる…ナンテコッタ
一緒にいることが普通で、日常になってる感じが出せてればいいなぁ

まこちゃんにはもう少しあたふたしてほしいかったんだけどネ
こう、二人のときは優しいだけじゃないのがいいと思うんだ、どうだろう?(え


背後から囁かれたお告げでしたが
これは、全うできているのでしょうか…?
ご期待に添えていることを願います!

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