まこ亜美(セラムン)とフェイはや(なのは)を中心にSSやらを扱っています。 百合発言などがあるので、苦手な方はバックすることをオススメします。

夜天の光、繋ぐ想い(1)

今気がついたけど、これ長編じゃなくて中編くらいの長さでしたw

ってなわけで、つづきからフェイはやのちょいと長いのが始まります
プロローグ的だし、何より突発的です…スマン


はやての部屋の殺風景さを覚えている
私たちが小学生だった頃はとても温かくてはやてらしいと言える部屋だったのに、六課を設立してから訪れたそこは冷たく乾いている空間に感じられた。

今にして思えばあの頃からはやては危うかったのだ。
行動もその決意も。

「だいじょーぶや!今日もすぐ解決してみせるよ」

そう言って、はやてはいつものように任務に向かった。
けれど帰ってきたのははやてではなく、助けを求めるリインからの通信だった。





[夜天の光、繋ぐ想い]







自ら志願し、ひとり魔力の塊の中に残ったはやて。
もちろんその場に私たちのうち一人でもいたら止めていた。
何故なら目の前に鎮座する魔力塊は、10年前アルカンシェルにより消滅したはずの「闇の書の闇」にそっくりな、暗黒の球体のかたちをしていたから。
あれを見て、はやてが飛び込まないハズはないのだ。

けれど今の私たちが同じ任務に就くことなどめったにない。
今回だって、リインが知らせてこなければ知ることすらなかったのかもしれない。




「はやてちゃんの嘘つき…」

リインに聞こえないようになのはが呟く。
ただの劣化コピーと思われる球体は、あの時のような異形にはならず、そのままの形を維持していた。
けれど、そのコピーは「闇の書の闇」と同等ともとれる魔力量を吐き出している。

そんなとても強大な魔力塊は外側の干渉をほとんど受け入れず、内側からの干渉が最善に見えた。けれど内側からとて危険なことには変わりなく、無事に出てこれる可能性はあまりにも低い。
それを誰よりもはやてが、一番わかっていたはずなのに。


「はやてちゃんは、魔力の拡大を止めるために…飛び込んでっちゃったんですぅ」

世界を侵食せんと成長をし続けていた塊が今はそのサイズを保っているのだという。
はやてが中から働きかけているのだろう。
けれどそんなことを上層部は考慮しない。今だって外から破壊するために局員が集められているのだから。




「…なのは。後をお願いね」
「ちょっ、フェイトちゃん!?」

なのはに返事を返さず私は魔力の塊に向かって翔け出した。
はやては自分が犠牲になれば、なんて考えてるに違いないから。





「ずるいよ…フェイトちゃん」



苦々しいなのはの声が聞こえても、そのスピードを緩めることはなかった。


「はやて…」

疼く胸を抑え、呟く。
今の私にははやての元へ向かう、ただそれだけだった。





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