まこ亜美(セラムン)とフェイはや(なのは)を中心にSSやらを扱っています。 百合発言などがあるので、苦手な方はバックすることをオススメします。

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夜天の光、繋ぐ想い(2)

昨日の続き
なのはさんサイド
彼女にも幸せになってもらいたいものです


本当は怖かったのかもしれない
大好きな人達が遠くへ行ってしまうような気がしたから

けれど彼女たちは幸せにならなければならない
だって、あんなに苦しい思いをしてきたのだから

そのためなら何だって甘んじて受けよう
例えその代償が、私の想いだったとしても










「あーあ、先を越されちゃったな…」
「何がですか?」

リインが不思議そうにこちらを見ていた。この場合どう考えてもはやてちゃんの元にいくことなんだけれど
どうもリインはそれだけではないと言わんばかりの顔をしている。
こういういらない鋭さははやてちゃんに似ていて、少し顔をしかめてしまう。

「にゃはは。いろいろ、かな。フェイトちゃんにはいっつも先を越されちゃうんだ。」

そう、いつもそうだ。
ジュエルシードのときだって、今回のことだって。
これ、と決めたフェイトちゃんの行動はとても速い。

「本当は、はやてちゃんを助けに行くのは私一人がよかったの」

フェイトちゃんになんて行かせたくなかった。自分のこの手ではやてちゃんを救いたかったから。
そうしなければ、とられてしまうから。
そんなことしても、手に入れることができないと知っていても。

「なのはさんはフェイトさんのことが好きなのではないのですか?」
「もちろん好きだよ。でもそれは友達として。フェイトちゃんもそう思ってるよ。」
「はやてちゃ…マイスターは違うんですか?」
「うん。はやてちゃんは違う意味で好きだったかな。私も、フェイトちゃんも。だからまた奪い合いになっちゃったけど。」

それはそれで楽しかったかな。
そう言うと、リインは首を傾げた。

「でも、過去形です。」
「ん。そうだね」

遠くの球体を見る。
あそこにはやてちゃんがいる。そう分かっていても私の体が動くことはなかった。

「きっと気持ちの整理がついてきたんだと思うな。」

頭の片隅をちらつく、私と似たような瞳の色を持つ少女。
ほとんど歳も違わないのに幼さが抜けきらなくて、ほっとけなくて。気がつけば目で追っていた。
はやてちゃんのことを今でも好きだと言える。でも、前ほどの痛みを感じなくなっているのは確かで。

いつの間にか私の中で別の感情が芽生え始めていたのかもしれない。



「よーっし!あの二人のために全力全開でここを守るよ!」
「はいです!!」



だから、ここで区切りをつけよう
二人の背中を押すことで私も前に進める、そんな気がしたから


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