まこ亜美(セラムン)とフェイはや(なのは)を中心にSSやらを扱っています。 百合発言などがあるので、苦手な方はバックすることをオススメします。

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あげ逃げ

さて、思った以上に続いてしまった雷刃クンSSが続きからあります。

終わりが無理やりすぎる……




「ありゃ、もう夕方なんやね」
「早いね。あ、そろそろお暇した方がいいよね?」
「私は全然構わへんよ。なんならフェイトちゃん夕ご飯食べてく?今日、シグナムたちおらへんし」

じゃあそうしようかな、とフェイトちゃんに微笑まれて嬉しくなる。
久しぶりのひとりでの夕食に、少し淋しいと思っていたところだったから。
それになにより、好きな人に手料理をふるまえることが嬉しくてたまらなかった。

だから、この日大切なことを忘れていた。
たまにやってくる来訪者のことを。



[私と僕とはやて]



「フェイトちゃんはリビングでくつろいでてな」
「そんな。はやてだけにやらせるなんて悪いよ!」
「ええのええの。」

笑いながらキッチンへ向かうと腰に、トンとなにかがぶつかった。
いつもの感覚に首だけ後ろに回すと、案の定青い髪が揺れている。

「はやて今日は何?」

目をきらきらさせてこちらを窺う姿が可愛いと、はやては微笑みながら雷刃の頭を撫でる。

「今日はな」

何にしようかなと顔を上げると、バルディッシュを構えたフェイトちゃんと目が合った。
なんや?と言いかけて、ハッとなる。
あまりに日常と化してしまって忘れてしまっていたことを。

「はやて!!」

次の瞬間には私はリビングでフェイトちゃんにお姫様だっこをされていた。

「わわっ!フェイトちゃん!?//」
「まさか…はやてを取り込みに!?」
「なんだとー!!」

がーっと吠える雷刃だが、あの頃より背の高くなったフェイトちゃんには届かないようで。
軽くあしらわれてしまっていた。

「と、とにかく二人とも落ち着き!!」

これでは収拾がつかないと、二人を止めにかかる。
本当は顔を真っ赤にして言う私が一番慌てていたのだけれど。








「…というわけなんよ」

ご飯もそっちのけで雷刃出現(?)の経緯を話すはやて。
事情は理解したけれど、こちらとしてはどうしても納得できなかった。

「どうしてその時話してくれなかったの?」
「それは…フェイトちゃん気ぃ使うと思ってん」
「そうかもしれないけど…」

それでも、もやもやした気持ちは晴れなくて。
どうしてなのはだけには話したのかだとか、はやてに抱きついている雷刃が羨ましいだとか
自分だけはやてから遠くにいたような気がして悲しくなった。

私はもっとはやての側にいたいのに。
けれどはやてにこの想いを伝える勇気はなくて。
結局いつもの距離を保ち続けるだけになってしまう。



お互いがうまく気持ちを言葉に出来なくて、再び沈黙が訪れる。
そんな顔をさせたいわけじゃないのに。
もどかしい想いを言葉にしようとするといつも困らせてしまう。

うまく目線が合わせられず、下を向いていると
別の声が聞こえてきた。

「なんだかよくわからないけど、僕ははやてが好きでここにくるんだ。キミだってそうだろう?なら、それでいいじゃないか」

至極当たり前のように発せられた言葉が、空気を緩和させる。
幼いころの自分の姿をした子は、私よりも私の気持ちを素直に表にだしていて。
少し、少しだけ見習いたいと思った。

「…せやな。フェイトちゃん、ごめんな?」
「あ、いや!私こそごめんね」
「はやてご飯!ご飯つくって」

急かす雷刃に背中を押され、はやてがキッチンへと歩いていく
その光景がなんだか親子みたいで、つい笑みがもれる

「私も手伝うよ」
「やからえーってば」
「ぼ、僕も手伝う!」

一歩前へ
私もそんな関係に仲間入りできたらいいな、と
雷刃を追い越してはやての横に立った。


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