まこ亜美(セラムン)とフェイはや(なのは)を中心にSSやらを扱っています。 百合発言などがあるので、苦手な方はバックすることをオススメします。

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空と大地

なにが書きたかったの?
そんなまこ亜美SSが続きからあります



「まこちゃんは空のこと私より良く知ってそう」

突然横を歩く亜美ちゃんは呟いた。
別に空の話をしていたわけでもなく、それは本当に突然口にされた言葉だった。

「そうかな?」
「そう。だって私より空が近いじゃない」

いたって普通に返す亜美ちゃんを見る限り、自分の考えを思わず口に出してしまったわけではないらしい。
珍しい。
普段なら順を追って話すのに、稀にどこからか話が飛んでくる。
今はその状態らしい。

「まぁ…亜美ちゃんよりは背が高いからね」
「それに私より周りが良く見渡せるわ」
「うーん。そうなのかな」
「きっとそうよ」

妙に力強い言葉
どうやら亜美ちゃんのなかでは確信に近いものとなっているようだ。
これも珍しい。
空に向けられた眼差しはとてもきらきらしている。
亜美ちゃんにならって空を見上げるけれど、何がすごいのか良くわからなかった。

「…でも、もしそうなら」
「?」
「亜美ちゃんは私より地上のことを良く知ってるんじゃないかな?」
「え?」
「それに、私より空が広く見えてるってことでしょ?」
「そう…なのかしら」
「わかんないけどね」
「そうね。私もわからないわ」

至極不思議そうな顔をするものだから、亜美ちゃんにもわからないことがあるのだと素直に口に出してしまった。
それを聞いた亜美ちゃんは拗て頬を膨らませた。

「そんなの当たり前だわ。だいたい、こんなこと本には載ってないもの」

妙にずれたことを言うので、私は笑いをこらえることができなくなってしまった。






「でも、それだったらさ、お互いがいいところを教え合えばいいんじゃないかな?」
「え?」

先をずんずん歩く亜美ちゃんが振り返る。
目に涙を溜めて言っても説得力にかけてしまうが、それほど笑いのツボにはまってしまったということなので許してほしい。

ほけぇっとした表情のあと、私がなにを言っているのか理解したのだろう。
さっきのようなきらきらした眼差しがこちらに向いているのがわかる。

「亜美ちゃんとあたしの知ってることを合わせれば、もっとたくさん世界のこととか知れるんじゃないかな?」

両手を広げて世界を抱きしめる。
うん。きっとこんな感じに。

「ね?いいアイディアでしょ?」

亜美ちゃんと比べたらあたしの知識なんてビー玉クラスだろうけど、と笑う。
けれど亜美ちゃんはううん。と首を振ると、嬉しそうに笑い返してくれた。

「まこちゃんはやっぱり凄いわ」

なにが?とは聞かない。
たぶんまた笑ってしまうから。


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