まこ亜美(セラムン)とフェイはや(なのは)を中心にSSやらを扱っています。 百合発言などがあるので、苦手な方はバックすることをオススメします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

たまにと言いながらいつもデレる

そんな捜査司令と執務官のSSが続きからあります

甘くなれー甘くなれー

大丈夫な方は続きからドウゾ


時計の音が妙に大きく聞こえる
普段意識しないそれは、いったん意識してしまうとなかなか頭から離れない
仕方なしに本を読もうと寝返りを打ち手を伸ばす。
しかしいつもそこに置いてある本はなく、手は空を切るのみ。
本棚にいけばあるのだが立ち上がる気が起きない。ましてや誰かに取ってもらうなんて論外だ。
まぁ もともと読みたかったわけではないからすぐに諦めたのだが。

脱力すると手が重力に従ってソファーの上に落ちた。
そういえば、ここはソファーの上だったっけ。
眠れないなら仕事を再開させればいいじゃないか。うん その通り。けれど残念。体が立ち上がろうとしない。
おまけに声を出す気力もないのだから。
独り言で気を紛らわすこともできない。


呆れと諦めに溜め息

すると突然、扉の開く音が聞こえた

「はやて」

その声は いる?と探るようなものではなく、そこにいると確信を持っているかのようで。
何故か泣き出しそうになった。


「ふぇ…と……ちゃ…」

かろうじて出した声はひどく割れていた。
声を聞いたフェイトちゃんが慌てて駆け寄ってくる。
その顔におかえりと言いたいのに、私の口は、喉は貼り付いてしまったかのように動かない。

「はやてどうしたの!?」
『どうもしとらんよ』

あまりに声が出せないので念話を飛ばす。
でもその瞬間脳が火花を散らすかのように悲鳴をあげた。

「うわっ、あっつい…」
「?」
「はやてすごい熱」
「ね、つ…?」


額に乗っけられた手が気持ち良くて目を瞑る。
そういえば今日は妙に体が重かったような


「こんなとこで寝てちゃダメだよ」

フェイトちゃんは心配からそう言っているのだろう。
それはよくわかる。わかるけれどどうしても言いたかったのだ。

「やって…ふぇーと、ちゃんに、おかえりって…言いたかったんやもん…」

こつんと額にフェイトちゃんの額が当たる。
瞼を持ち上げると、とても嬉しそうなのに困った顔をしたフェイトちゃんがいた。

「私を待ってるためにここにいてくれたの?」

声が出なかったのでコクンと頷くと、ぎゅっと抱きしめてくれた。
その体温が温かくて、意識が少し揺らぐ。

「ありがとう。でも、」
「?」
「無理、しないで?はやてが無理してると悲しくなるよ」

至近距離にある瞳に
無理してないよ?と訴えても
嘘つき、と返ってくる。
今だって苦しそうと

「ほら、ね?」
「ひ、ひとり、で…あるける…」
「声も出ないんだから。こんなときくらい甘えてよ」
「……はい」

ソファーから持ち上げられても抵抗することができない
仕方なく大人しくされるがままになる。
少し悔しいけれど、こうやって甘やかされるのは何処かくすぐったい。

「明日はオフシフトだから私が看病してあげるね」

とても嬉しそうに言うから、私も嬉しくなってフェイトちゃんの胸に顔を埋めた。
フェイトちゃんの言うとおり、今日くらい甘えてみてもいいのかもしれない
ぼーっとする頭が勝手に口を動かす

「うん…明日は、ずっと…一緒や」

フェイトちゃんの蕩けた顔を最後に、意識は夢の中へと誘われた。

スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
【Font & Icon】
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

アジル

Author:アジル
好きなことを好きなだけ!
そんなような形ができつつある今日この頃です。
絶賛亀更新中
何かあればツイッターまで

セラムン(まこ亜美)となのは(フェイはや)のSSあります
nib-makoami.gif nib-minarei.gif

リンクはほぼフリー

FC2カウンター
次のキリバンは35000です
カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。