まこ亜美(セラムン)とフェイはや(なのは)を中心にSSやらを扱っています。 百合発言などがあるので、苦手な方はバックすることをオススメします。

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右ストかアッパーか肘鉄か

もいっこまこ亜美あげてきます
これもおわr(ry

不良と優等生の続き?
さぶすとーりーみたいなほんぺんみたいな
ちょっと考えてなかった…



彼女は誰にでも優しい
そんなことなんとなくわかっていたし、別にそれは私に関係のないことだった
…なのに



[知らない感情]




「いたっ…おい、急になんだよ」
「いえ…別に」
「はぁ?」

納得がいかないと言った顔をこちらに向ける木野まこと。
しかし私はそれに答えるための理由を持ち合わせていない。自分ですらわからないのにどうやって教えればいいというのだろうか。

「何もないのに急に叩くなよ」
「なんとなく」

そう、なんとなくそんな気分だったのだ。
他に言いようがないのだが、何故だかその光景が嫌だった。たぶんそれだけ。
ぶたれた場所をさすっていた彼女がしかめっ面を作って歩き出した。やりすぎてしまったのだろうか。少しだけ不安を感じながら去ってゆく背中を見た。


「おーい、水野」
「…なんでしょう、先生」

振り返ると遠くから先生が呼んでいる。
いつもならすぐに優等生の殻をかぶれるのに、今日は少し遅れてしまった。
先生は近づいてくると後ろへ消えていった不良に一瞥くれて、こちらの顔色を覗いてきた。

「あ、いや、頼みたいことがあったんだがな…なんだ、調子悪いのか?」
「いえ……あ、あの、少しだけ…」

どうやら反応の遅れを体調不良と解釈したらしい。断ろうとはしたが、これはさぼれるチャンスだとなんとなく便乗してみる。すると簡単に早退の許可をもらうことができた。

帰るふりをしてそのまま屋上に向かう。こんなもやもやしたときはタバコに限る。やめろと言われたけれど、これはあの人の所為だから良いのだ。
良くわからない屁理屈をぶつぶつ唱えながら屋上の扉を開ける。
開けてから気がついたが、鍵が、なくなっていた。

「……なんで、いるんですか」
「別にー」

さっきの仕返しと言わんばかりの返答。
ちょっとは根に持っているのだろうか。フェンスに寄りかかって空を見上げたままだから表情はわからないけれど、拗ねているような感じがした。
いつもなら適当なことを言って丸めこめるのだろうけれど、今の私にはそんな余裕もないようだ。
その事実にまたむかっときて、はやく解消しようと鞄の中からタバコを取り出した。

「おまえ、よりによってあたしの目の前でか」
「ちょっ…返してください」
「ダメに決まってんだろ」
「私の勝手じゃないですか」

距離をとっても同じ屋上にいるわけで。すぐに距離を縮められてしまう。
返してと手を伸ばしても、慎重差がありすぎてまったく届かない。必死に背伸びしているのが馬鹿らしくなって仕方なく腹部に拳を叩きこむことに決めた。

「いや、それはいくらなんでもダメだろ」
「あなたはダメばっかりですね」

それとこれとは違う
いつも以上に食いつく彼女を丸めこもうと私は必死だった。ペースが乱されるのはどうも苦手だから。
なのに今日の彼女はなかなか食い下がってくれなかった。



「あとさ、なんで今は敬語なの?」
「……え?」
「さっきまでタメ口だったじゃないか」

彼女からしたら何気ない疑問だったのかもしれない。
でも気づくのにはその一言で十分。
いつものようにはぐらかしてしまえば良いのにそれができない。
かろうじて口から出た言葉は、事の発端ともいえる言葉。

「べ、別に…」
「ほんとかよ。なんか怒ってる感じじゃないか」

不満げな顔をちらっと見てため息。
不貞腐れていたのは、拗ねていたのは彼女ではなくて私だったのだ。
無意識にでた敬語で彼女にあたっていたのかも知れない。
しかも解釈は違えど彼女はそれに気づいたのだ。なんといったら良いのだろう。俯いて胸を押さえて考える。先ほどまでのもやもやはなくなっていたが、そこには別のもやもやが渦巻いているようだった。

「…ほんと、タバコ返して」
「ダーメ」

ほんと、今だけは逃げたい
高々と上げられた手に向かって、ぐっと背伸びして負けじと大きく手を伸ばした



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