まこ亜美(セラムン)とフェイはや(なのは)を中心にSSやらを扱っています。 百合発言などがあるので、苦手な方はバックすることをオススメします。

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ぅぉおめでとぉぉ!!

一日遅れぇぇえ!はやておめでとぉぉお!!!
そしてごめんクオリティ!!
でも、でも愛だけは!あいだけはぁぁあ!!



そんなフェイはやSS
つづきからドゾ

はやての誕生日である
しかし働いているとはいえ学生の私たち
一体何をあげたらいいのだろうか






「はやてちゃん大丈夫?」
「へぇ?あ、あぁ大丈夫や」

すずかちゃんがこちらを覗きこんでいた。
先ほどから読んでいた本の頁が進んでいないことに気がついたのだろうか。
いったい私は何をこんなにも気にしているのだろう。
なんとなくもやもやした感じが付きまとう。

「はやてちゃん今日はお家でお誕生会じゃないの?」
「そうなんやけどな、なんとなくもうちょい遅おなってもええかなって」

学校に残っている意味なんかなかった。
けれどこのもやもやを持ったまま家に帰りたくもなかった。
きっと理由はわかってるんだ。でも認めたくない。なんだか自分だけ気にしているみたいで、自分の我が儘みたいな気がするから。
でもそれでも待っている。そんな自分に苦笑いがこみ上げてくる。

「すずかちゃん私につきあわんでもええよ?」
「ううん。大丈夫私も…あ、」
「どないしたん?」
「ご、ごめんねはやてちゃん。私やっぱり帰るね」

突然荷物をしまいだすすずかちゃんは珍しい。目を丸くして見ていると、少し楽しそうな顔で振り返った。

「はやてちゃん、頑張ってね」
「?ありが、とう」

すずかちゃんが帰るとすでに夕方近くなっている図書室は私以外誰もいなくなっていた。
テストが近ければ残っている人もたまにいるのだけれど、終わったばかりの今日、人がいるはずもなかった。

「なんや、一人になると寂しいなぁ」

今日が特別な日であるがゆえに感じてしまう特別な寂しさ
みんなに祝ってもらったのに、これから家族にも祝ってもらうのに。
ぶるぶると首をふってもふりはらえない気持ちにため息が零れる。
やっぱり一番祝ってほしい人に祝ってもらえないのは悲しい

と、そのとき


バァァン!!

「はやて!!」
「ぅおわっ!?」

突然扉が開いたと思ったら大声で名前を呼ばれた
なんやねん!と文句をつけてやろうと振り向くと、そこには今一番会いたい人が立っていた

「な、なんやねん」
「見つけた」

安堵の表情で近づくフェイトちゃんに思わず背を向けてしまう。
いざ来られるとなんだか恥ずかしくてまともに顔も見れなくなってしまうのがなんだか情けなかった。

「家にもいないからびっくりしたよ」
「なんで、わかったん…?」

それはね
そういって覗きこんできたフェイトちゃんは笑っているかと思ったら、なんだかすごく真面目な顔をしていた。
しゃべる声が耳に当たってくすぐったいし、不覚にもかっこいいと思ってしまったのとで、顔が赤くなっていくのがわかって顔があげられなくなる。

「すずかに聞いたんだよ」
「仕事は…どうしたん?」
「ん、終わらせてきた」

すずかちゃんの言葉の意味がわかって心の中で苦笑い、けれど身体はぎゅっと抱きしめられて硬直する。
ただでさえこういうことをされると緊張してしまうのに、学校でされると尚更だ。

「でね、はやて、プレゼント何がいい?私ずっと考えたんだけど、何も思いつかなくて…」
「……」
「…はやて?」
「別に、ええねん」
「それはダメだよ!私があげたいんだ!!」

力説するフェイトちゃんを見て、やっと身体から力が抜けていく
私のことを思って言ってくれてるのはとても嬉しい。でも、一番欲しいものは物じゃないし、まだもらっていなかった。

「それでね、はやてさえよかったらなんだけど…今年の誕生日プレゼント、一緒に買いに行かない?」
「はえ?」
「大好きなはやての誕生日プレゼントだから、やっぱり一番がいいんだ」

きっと今日もずっとそのことを考えていたのだろう。
誕生日に仕事という不運を嘆いてたのがちょっと恥ずかしい気分だ

「はぁあ なんや、ちょぉ損した気分や…」

一人で寂しくなって一人で不安になっていたのも馬鹿らしい。
いろんな想いがフェイトちゃんの言葉で解けてゆくのが心地よくて自然と笑みが浮かぶ
ついでに少しの涙も。

「ぇえっ!?…やっぱり、だめ?」
「ううん。…でも物やあらへんから買いにはいかへん」
「じゃあどうするの?」

不安そうにぎゅっと力を入れるフェイトちゃんの腕に手を重ねる。
そこから伝わる熱が心地よい。
気持ちが解けた所為だろうか、いつもなら言えないような言葉がするりと口をつく

「今度の休み、ずーっと一緒にいてくれたらええよ」


言えたことの安堵で、フェイトちゃんの顔が近づいていることに
私は気付くことができなかった


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