まこ亜美(セラムン)とフェイはや(なのは)を中心にSSやらを扱っています。 百合発言などがあるので、苦手な方はバックすることをオススメします。

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拍手まとめ―セラムン編2

5~7回の拍手SSです

並びは↓
朝(まこ亜美)
朝(美奈レイ)
指輪(まこ亜美)
休息(まこ亜美)


つづきからどーぞ

[朝]



夢の中をふわふわ漂っているような心地よさ
まどろみから現実の世界へ引き戻され、うっすらと目を開けると横には愛しい人
それがなんだかくすぐったくてギュッと抱きつく。
もちろん寝ていることを確認して。

触れる場所から伝わる熱が夢で感じたような心地よさを与えてくれる。
嬉しくて笑みが漏れる。

と、自分のではない別の声も聞こえてきた。
驚きに顔を上げればまこちゃんが照れくさそうに笑っていた。

「亜美ちゃんおはよう」
「お、おはよう」

自分のしたことをみられていたことが恥ずかしくて、慌てて背を向ける。
すると横から腕が伸びてきてたちまち抱きしめられてしまう。

「亜美ちゃんずるいよ」
「ずっ、ずるいって?」
「うーん なんかずるい」

なんだろう、と後ろで疑問符をうかべるまこちゃんがおかしくて、恥ずかしさが何処かにいってしまった。
そのまま振り返ってまた抱きしめる。
今度は一方的じゃなくて一緒に。

「やっぱり前からのほうがいいね」

うん。と頷くとまこちゃんは嬉しそうに笑った。







[朝]



目を覚ますと、目の前に金色の光が差し込んでいた。

「ん~…」
「レイちゃんのほっぺって柔らかいわよね」
「……」
「唇も柔らかいし……いったっ!」

何かが唇に当たった。寝起きで頭の動かない私はなんだか分からずに噛みついたのだが。
どうやら唇に当てられた指のようだ。

「…うるさい」
「ちょっ!レイちゃん噛んどいてそれはないんじゃない!?」

横でぎゃーぎゃー騒ぐ美奈子ちゃんを放置してぐっと伸びをする。
ちらっと横を見ると、綺麗に歯形が残っていた。

「それは…流石に痛そうね」
「そう思うならなんとかしてよ!」
「なんというか…自業自得じゃない?」
「ぇえ!?」

半泣きで訴える姿に心が折れそうになる。
私も寝起きとはいえ危害を加えてしまったので多少の罪悪感はあるのだが、それとこれとは別だ。

「だいたい、同じ布団で寝るって言ったあんたが悪いんじゃない」
「そっ、そんなぁ」
「下で寝てればこんなことなかったでしょ」

昨日の夜、美奈子ちゃんが駄々をこねなければこんなことは起こらなかったのだ。
バッサリ切り捨てると少し不貞腐れてしまった。

…いいすぎたかしら?

様子を窺おうと顔を近づけるがぷいっと逸らされる。


「…いいもん、みんなに言いふらしてやるから」
「はい?」
「レイちゃんが私をきずものにしたって」
「ちょっ…!」

いつもの冗談かとも思ったが、どうやら今回は結構本気のようだ。
頬を膨らまして、相変わらずの涙目。本人はとてもご立腹のようだった。
どうすれば、と考えているうちに気がつけばその姿に吸い寄せられていた。

「美奈子ちゃん」
「なによ……へぇ?」

唇にに柔らかい感触。
私は何をやっているのだ…冷静に考える一方で、赤くなる頬を隠すために後ろを向く。

「ほら、さっさと準備するわよ」

後ろから嬉しそうな足音が聞こえて、現金だなぁと思うのに何故か頬が緩んだ。







[指輪]



「亜美ちゃん、あの…さ」
「まこちゃん?」

きょとんとした顔が可愛い
つい見とれてしまい、今はダメだと頭を振る

「あの、えっと…」
「まこちゃんどこか具合が悪いの?」
「えっ、ち、違うよ!」

渡すだけなのに、こんなにも勇気がいるとは思わなかった。
後ろで握った手が汗ばむのがわかる。
口が渇く
深呼吸をしようにも呼吸は浅くなるばかり

「ぅ…っと、これ!」

震える手をなんとか亜美ちゃんの前に差し出した
プレゼント用に包装されたそれを見て、亜美ちゃんは目を丸くした

「…これ、私に?」
「うん」
「開けてみても?」
「ど、どうぞ」

亜美ちゃんの指がスローモーションに見える
この一瞬、逃げ出したくてしかたなかったけれど、震える体を叱咤する。
亜美ちゃんの顔を見るまでは逃げ出してはいけない。

「まこちゃん…ありがとう」
「その…つけてくれるかい?」
「ええ」

街で一目惚れしたシルバーのリング
指で持ち上げられて弾かれた光が眩しい。

「あの…まこちゃん?」
「なんだい?」
「その…」

首をかしげると耳まで赤く染めた顔で上目づかいされた。
私の顔にも熱が集まるのがわかって、少し目を逸らす。


「まこちゃんの、好きなところに…つけて?」


視線を戻せば
照れた笑顔を浮かべて、亜美ちゃんが両手を差し出した







[休息]



勉強が一段落し、ふぅと小さく息を吐く
少し休憩でもしようと背もたれに寄りかかった

すると顔の横から伸びてきた手に眼鏡を抜き取られてしまった


「…あ」
「こら、まーたこんな時間まで勉強してる」

私の眼鏡をゆらゆら揺らしながら、まこちゃんは眉間にしわを寄せる

「だめって言ってるじゃないか」
「で、でも…!」
「でもじゃありませーん」

そう言うや否やまこちゃんは私の手を引いて歩き出す。
高校生の時は仕方ないと言って引いてくれていたのに、大学生になった途端にこうなった。
何故と首を傾げれば、苦い顔で時計を見るよう促される。

「明日テストとかじゃないだろう?」

長い針は12に到達間際
短い針は…

「……」
「ね?もう遅いから寝よ」

しぶしぶ頷くと苦笑いで返される

「大学生になったとたんこれなんだから」

十分な睡眠時間をとることが大切であることは分かっている
けれど勉強を始めるとどうしても時間を忘れてしまうのだ
まこちゃんもそれを知っているからこうして声をかけてくれるけど、
そのために遅くまでつき合わせてしまっているのは申し訳ない

「ごめんなさい…」
「そう思うなら早く寝て欲しいなぁ」

私の考えを見透かしているのか、軽く鼻をつままれた
なんとなく居心地が悪くてまこちゃんに背を向けるとそのまま抱きしめられる。
背中から伝わる温もりに睡魔が誘われてやってきたようだった。

「もう寝よ?明日はお出かけするって約束じゃないか」

起きられなかったらもったいない
後ろから囁かれる声のトーンが心地よくて、返事を返す前にゆっくり瞼が降りた







[休息]



「レ イ ちゃーん」

いつものように遊びに来たが返事がない
おかしいと思いつつレイちゃんの部屋のある方へと足を運ぶ

「あ」

縁側に座る姿が見えたので近づくと、規則正しい呼吸音と共に僅かに揺れる頭。
うたた寝なんて珍しい姿にむくむくと悪戯心が湧き上がる。
が、手に持った参考書と目の下の隈を見つけるとそれは驚く早さで萎んでいった。

「…レイちゃん、うまく立ち回っちゃうからわかりずらいのよねぇ」

隣に座って肩を少し引くと重力に逆らえずにレイちゃんの体が倒れてきた。
そのままキャッチして頭を膝へと導く。
触れる漆黒の髪がさらさらと指の間を滑り落ちて行くのが気持ちいい。

「偶には、こんなのもいいわね」

レイちゃんの幸せそうな寝顔に自然と頬が緩んだ

「あーもう可愛いなぁ」

面と向かって言えば照れて目を合わせてくれないから寝ている耳元で囁く
たくさん、たくさん

ほんと、この愛しさが全部伝わればいいのに



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プロフィール

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そんなような形ができつつある今日この頃です。
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