まこ亜美(セラムン)とフェイはや(なのは)を中心にSSやらを扱っています。 百合発言などがあるので、苦手な方はバックすることをオススメします。

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寒い寒い寒い

リハビリフェイはやあげていきます
オチがつけられない病が再発しています…
つらす…


拍手内はもうしばしお待ちを…



つづきからドゾ

「テスタロッサ執務官」
「…へ?」

いつも真面目な執務官の間の抜けた声を聞けるのは、数少ない人だけである
その中の一人である私は、息抜きがてら、そうなるように仕掛けている





[からかい]





「フェイトちゃん、緩みすぎやでー」
「だって、ほとんど呼ばれたことない呼び方だったから」
「せやかて、シグナムは’テスタロッサ’って呼んでるやん」
「それは呼び捨てだもん」

もん、だなんて普段絶対に聞くことのできない口調
これは仕事モードがOFFになっている証拠である
机に置かれたコップに口をつけながら、わざとらしくやれやれと首をふると
少しむくれた顔をして無言の抗議をされた

「じゃあ普段はなんて呼ばれてん?」
「うーん、フェイト執務官とか、ハラオウン執務官かな?」
「そーいや、そうやったなぁ」

わざとらしく言えば、知ってるくせにと返ってくる
こんな中身のない言葉の応酬が、際限のない仕事をこなしてゆく活力となる
一度軽く話したら、そんな…と苦笑いを返された記憶がある
彼女がその後なんと言ったのかまでは覚えていないが、今こうしているところをみると
彼女なりに楽しんでくれているのではないだろうか

「じゃあ、はやてはなんて呼ばれてるの?」
「わたし?」

うーんと首をひねる
言われてみれば確かに自分のことはわからない
思い出すものといったら

「…捜査司令、部隊長」
「なんか階級ばっかりだね」
「そうなんよー」

思い出せば苗字に階級という堅苦しいものばかりだ
いくら名前でいいと言ってもなおることはなかった気がする

「いっくら言うても、なおらへん」
「まぁトップだからねー」
「なのはちゃんやフェイトちゃんは名前なんに」
「うーん 直属の上司だからじゃない?」

たぶんだけど、関わる距離にあるのだと思う
毎日顔を合わせ、鍛錬や相談につきあってくれる上司はもちろん親しみやすい
けれど、頻繁には合わない上司には、いくら相手が親しく話しかけてもなかなか砕けることはできないだろう

「なかなか距離は縮まらへんなぁ」
「仕方ないよ」

それに、となにやら小声でフェイトちゃんが呟く
何言ってるのかわからず、聞き返すと
目を逸らされた
頬も心なしか赤いようだ

「なんなん」
「いや、その、はやての名前呼ぶ人はこれ以上増えないで欲しい、かな、って」

普段キザな言葉や甘い言葉を平気で言うくせに
なんでこういうときに限って赤くなるのだろうか
そんな顔をされてしまっては嫌でも意識してしまう

「な、なんでふぇ、フェイトちゃんが赤くなっとんねん!!」
「だ、だって恥ずかしいじゃん!!」
「何言うとんねん!!」

二人して真っ赤な顔で言い合う
相手の顔を見てまた赤くなってと、延々と続くやり取り

「じゃあはやてはそういうの気にしないの!?」
「そんなん気にするに決まってるやん!!……あ」

しまった といった顔をしても遅いわけで
目の前のフェイトちゃんはとてもきらきらした目でこちらを見ていた

「……なんやねん」
「はやても同じこと思ってくれてるのが嬉しいなって」

顔を逸らしたいのだが、先ほどの口論でとても近くによっているため
そんなスペースの余裕もない
せめてもの抵抗で眉間にしわを寄せてみるが、恥ずかしそうにはにかんだフェイトちゃんに何も言えず口ごもってしまう。



「フェイトちゃん…モテるし、そんなんずっとおもっとったわ…」



さらに距離を詰めてくるその人に、私はたった一言で呟くのが精一杯だった







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