まこ亜美(セラムン)とフェイはや(なのは)を中心にSSやらを扱っています。 百合発言などがあるので、苦手な方はバックすることをオススメします。

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拍手まとめ―なのは編5

9~11回の拍手まとめでっす
うまくまとまらなかったのでもうひとまとめします
できんかった…


ピュア(フェイはや)
話(なの、フェイ、ティア)
10回おまけ(マテリアルズ)
バレンタイン(フェイはやなの)


続きからどぞ


はやてに想いを伝えて、付き合うことができたのに
相手は普段と変わらないどころか むしろ上の空で
なんだかちょっぴり心配になる


「ね、はやて」
「んー?なんや?」

ぺらりと頁をめくる音が二人しかいない空間に響く
こうして話しかけても一向にこちらを向いてくれないのはあの日以来だったような気がする。


「ねぇ、私のこと、本当に…好き?」
「え?」

冗談めかして伝えたかった本音は、震えた声色で真っ直ぐ届いてしまった。
驚いて倒れた本は何処まで読んだかわからなくなってしまっている。

「そ、そんなん当たり前やんか」
「当たり前って顔してないし、目を合わせてくれないじゃない」
「なに言ってるん。ちゃぁんと目、みとるよ」

嘘、今だって目を泳がせてるじゃない
わたわたと慌てて拾った本の頁は先ほど読んでいた頁とは明らかに違っているし。
そんなに動揺されてしまったら尚更言葉を止めることができなくなってしまう。

「じゃあ…言ってよ」

距離が遠いのは嫌だよ
意味もわからなく遠ざけられているのは悲しいよ

「な、なんて?」

はやては本当に私のこと

「好き…?」





沈黙に耐えられなくて恐る恐る顔を上げると、泣きそうな顔をしたはやてと目が合った。

「ぅえ!?は、はやてどうしたの!?」
「好きって、言っても…ええの?」

不思議そうな顔で見上げられて、どきっとなる。

「も、もちろん」
「手、繋ぐのも?」
「うん」
「抱きしめるんも?」
「わ、私だってしたいよ!」

自分から言い出したのに顔が熱くなっているのがわかる。
なんだか告白した時より恥ずかしい。

「そっか…」

そういうと安堵したのか耐えきれなくなった涙がはらはらと零れ出した。

「わわわ、はやて大丈夫?」
「なんや、もう我慢せぇへんでええんか」

夢みたいでまるで実感がなかった、と嬉しそうにはにかむ。
その姿に思わず目を擦っていた手を引っ張って抱きしめていた。

「…うん。言って。その方が私は嬉しいよ」

はやても不安だったのだ。
自分だけじゃなかったことに安堵して、ギュッと抱きしめる腕に力を込める。
余裕も出てきたので答えを催促すると、何故か抗議の目を向けられた。

「え、あの、はやて?」
「…フェイトちゃん、ずるい」

真っ赤な顔でそっぽを向かれる。ちらりと見えた耳も真っ赤で、こちらまで顔が熱くなる。
ずるいのははやての方ではないか。

「私かて…」
「な、なに?」

ちらちらこちらを窺いながら口を尖らせてぼそぼそと何か言っている。
最近はそんな姿も可愛いと、脳内で叫んでいたりするのだが。
うわーうわーと言葉にならない言葉を飲み込んでいると、破壊力抜群の二回目の告白を受けた。


「す、すきやねん」


あぁどうしよう。
顔、見せられそうにない。









はやてちゃんって目が疲れてる時すごいわかりやすいよね
そうだね、なんか目を凝らしてると言うか睨みつけてるというか
そうそう、しかめっ面してるよね
この前もすごかったんだよ
あ~ すごかったよね。フェイトちゃんが
あ、あーっと、ははは
どうなったらああなるの?
えーっとはやてにわかりづらいって言われるから、簡潔にしようと思って「はやて(頭痛で)ひどい顔してるよ?」って…
で、ボディに一発?
うん…
まぁ 普通そうだよね。ティアナもそう思うでしょ?
え!?えぇ…まぁ そうですね
そうなの!?なんで!?
むしろその質問がなんでだと思うの
さすがに、ちょっと…
え、ぇえー そうなのかなぁ あれからはやて口聞いてくれないし…
フェイトちゃんってたまにそーゆーとこあるからねー ねー?
はぁ
はやてぇー
はやてちゃんもわかってるんだろうけど、許せないんだろうねぇ
……
うわぁーはやてーはやてー
ね、ティアナはどう思う?
私は、明日早いので…早く休みたいです……









「僕、けんざん!」
「正しくは、げんざん、ですが」
「う、うるさいなー」
「我の時代がきた!」
「僕も!僕もだよ!」
「私もです」
「えぇい!やかましい!わかっておるわ!」
「僕らの名前も出たしね!」
「せっかく黙っておったのに…容易くバラしおって」
「(一応)上手く誤魔化せていましたし」
「でもでも!名前で呼ばれるのはなんか嬉しいよ!」
「……」
「そうですね」


「ご飯できたでー」


「やったー!はやて今行く!」
「あだっ」
「廊下は走ってはいけませんよ」











この扱いの違いはなんなんだろう。
毎年この日を迎えると考えてしまう。


「フェイトさんこれどうぞ!!」
「わ、私のも受け取ってください!!」

きゃあきゃあわあわあ騒がしい廊下の一角
それもそのはず、今日はバレンタインデーなのだ。
チョコを渡す社交辞令に乗じて憧れの人とおしゃべりできる夢の日!
そんな素敵な日を逃すはずもなく、男女ともども金髪美人執務官に群がっているのだった。

「いやー、相変わらずすごいねー」
「せやね。せやけど、どっかの教導官さんも変わらへんで」
「にゃはは…」

苦笑い気味に笑うとなりの幼馴染だって例外ではない
さっきから「なのはさん!これどうぞ!」だとか「高町教導官!ぜひこれを!!」なんて言われているのだから。
ただ頻度とか規模がほんの少し違うだけで。

「はやてちゃんだって貰ってるじゃない」
「これは正真正銘の社交辞令や」
「そ、そんなことないんじゃないかな…」

そう、ついでと言わんばかりに「あ、八神部隊長もどうぞ」である。
ありがたみとかいろいろ違うのだ。
もちろん貰えるのはとても嬉しいが。

「なんや知らんが、私だけ扱い別なんよ」
「仕方ないよ。天下の部隊長様ですから」
「ぬう」

唸る私の横で紙袋が音をたてる。

「せやけど、そんなに貰おてるとあげる気なくなるなぁ」
「え!?」
「なんや?別にいらんやろ。そんなに沢山あるんやし」
「いや、それとこれとは別でしょ!!?」

からかい半分で言ったのになのはちゃんはすごいムキになって返してきた。
小学生か!そう言いたくなるほどの一生懸命な姿。これがみんなの慕う教導官だと思うと笑えてくる

「しゃーない。ほんならなのはちゃんだけ特別や」
「ぃやったぁあ!」

ガッツポーズするなのはちゃんをおいて先に進む。
本当は二つ作ったけれど、この際二つともなのはちゃんにあげよう。

「気付かない向こうが悪いんや」

見えなくなった群がりにベーと舌を出した




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