まこ亜美(セラムン)とフェイはや(なのは)を中心にSSやらを扱っています。 百合発言などがあるので、苦手な方はバックすることをオススメします。

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長いようで短い

やーったやったやった、でーきーたー

家族もの、5年越しの続きだよっ!!
しかも奇跡的なことに、5年前の今日にあがったSSの続き!!

…つ、月日がたつのが早すぎる!!!


センさんのリクがなければ、どうなっていたかわかりませんね…
センさんリクエストありがとうございます!!
そんなセンさんに捧げます!いらなくても!


続きからドゾ


「ごめんなさい。じゃあ二人をお願いします」
「二人ともちゃんと良い子にしてるんだぞ」

眉をハの字に曲げた亜美ちゃんとまこちゃんが頭を下げてきた
もとはと言えば美奈子ちゃんが考えたことなのだから、気にせずに行けばいいものだが
それでも悪いと思ってしまうのはこの二人の性なのかもしれない

「何も気にしなくていいから、さっさと行きなさい」
「うん。レイちゃんありがとうね」

空は快晴。気温も寒すぎず暑すぎず。絶好のデート日和である
今日はなにも気にせず二人で楽しんできたらいいのだ
なのに先ほどから一歩進むたびに二人はこちらを振り返っている

あんなんで大丈夫かしら…
そんなことを考えながら、心配されている二人の子どもの手を握って階段を上るのだった








[Little Happiness]








「レイお姉ちゃん」

幼い、ぽあぽあしたやわらかな声が聞こえた。ろうかの淵に座っていたレイちゃんの横に金色の頭がひょっこり現れた
ぽてぽてと足音が聞こえそうな足取りでやってきた金色の頭、もというさが少し大きめの絵本をレイちゃんに差し出していた
六法全書出されるのではないかと少しひやっとしたが、そんなことはなく至って普通の絵本のようでほっと胸をなでおろした。

「まぁ、亜美ちゃんじゃあるまいし流石にそれはないわね」
「そうだねぇ」

温かな日差しの中、ぼんやり二人のやり取りを見ていた私の横で同じような金色がふわりと舞った。
ちらりと横を見るとふむふむと頷いているうさぎちゃん
同じことを考えていたのだろうか。どこか安心したような目で、うさを膝に乗せるレイちゃんを見ていた。


「ぱしゃ!ぱしゃ!」

元気のいい声が横からしたので、うさぎちゃんとは反対側に首を動かす
すると片目をつむり、同じ方向を見ているみながいた。


「何してんのよ?」
「パパのまねー!」


両手の親指と人差し指で長方形の枠を作り、その枠からうさとレイちゃんを覗いていた。
この動作にこの光景は…!

「写真ね!」
「そう!」

びしっと指さしてポーズを決めれば、同じようにポーズをとって正解!!と返してくる。
自分で言うのもなんだが、相変わらず私と同じでテンション高めである。


「まこちゃんカメラ持ってたっけ?」
「というか、そもそもちゃんと操作できるわけ?」

基本的に亜美ちゃん以外は機械を扱えない
最近のはそんなに操作は難しくないが、どちらかといえば敬遠したいものだろう
首を傾げれば、真似するようにみなも首を傾げた


「ママに教えてもらってたよ」
「「あ~」」


当たり前のように応えられ、納得。
どうやらまこちゃんは最近覚えたばかりのカメラで写真をとりまくっているらしい。
得意でないものなのに。
子ども大好きなパパを地でいってるところがなんともという感じだ
しかし隣で「あたしも亜美ちゃんに教えてもらおーかなー」といっているプリンセスも
同じくらい子煩悩なのだろう。
ちびうさが来ていたときからわかってはいたが

「写真ねぇ…んー……あ!」
「美奈子ちゃんどうしたの?」

写真で思い出し、鞄の中を漁る

「あったあった、これあげるわ」
「ふわー!!」
「あげちゃっていいの?」

取りだしたのは、小さめの黄色いデジカメ
旧型のタイプで、商店街の福引で当てたものだ
ボタンが大きめで簡単操作を売りにしているものだから、きっと子どもでも扱うことができるだろう。

「当てたはいいんだけど、もう新しいの持ってるのよ」

はい、と差し出すとみなはキラキラした瞳で嬉しそうにカメラを受け取った
しかし、嬉しそうなのは始めだけで、操作がわからないのか表情がどんどん曇っていく


「うーん流石にすぐは使えないわよね」
「いやいや当り前でしょ!」

うんうん、と頷けばびしっとうさぎちゃんにつっこみされてしまった
しょーがないわねぇ、と声をだしてみなを抱きしめるように後ろから両手を出す


「こうもって、ここを押すのよ」

小さな手に自分の手を重ねて、カメラを合わせる
重ねたところ、自分より体温の高い手からじんわりとあたたかさが伝わってくる

「こう?」
「そうそう」

すぐ近くで聞こえる幼い声。
小さい手で一生懸命いろいろなものを掴もうとしているその姿に
急に愛おしさがこみ上げてきた。
一緒にシャッターを押すだけなのに、胸があたたくなって涙がこみ上げてくるかのようだった


「あー まこちゃんと亜美ちゃんが大切にするわけね」


シャッターの音とともに、本当に小声で、息を吐くように呟いたのに

「当り前だよ」

なんてうさぎちゃんが優しい顔をしてこちらを見ていた。




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コメント
ありがとうございます
いやあ悪いかななんて思いつつもコメントをしてよかったと本当に思います。
こんなにほんわかする話が読めたんですから!
捧げるなんて大層なwって感じですがいりますよ!
ほんとに楽しみにずっと待ってたんですからね
読み終わってやっぱりなんだか心がホッとしました。ありがとうございます。
これからも家族ものもまこ亜美も楽しみにしてますね。
おもしろかったです。
ありがとうございます。
2013/12/14(土) 17:39 | URL | セン #-[ コメントの編集]
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