まこ亜美(セラムン)とフェイはや(なのは)を中心にSSやらを扱っています。 百合発言などがあるので、苦手な方はバックすることをオススメします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

独占欲のなれの果て

フェイはや+なの
病みねた 独占欲とかすべてがほしいって思ったなれの果て
だいたいわかると思いますが、そういうの苦手な方はバックでお願いします


なんでも大丈夫!!という方は続きからドゾ



しゃらり と鉄が床を擦る音が響く
全身がひんやりと冷たく,腕の先は何かに繋がれた感覚
やけに重い身体を持ち上げようと瞼を開けば、冷たい床に横たわる親友の姿があった

側に駆け寄ろうと身体を動かすと、自分の手が鎖で繋がれていることに気がついた
繋がれた鎖がいつ付けられたのかわからない
何より、ここはどこなのだろうか


誰かの視線を感じて首を動かすと
もう一人の親友が、凍てつくように冷たい視線をこちらに向けていた






[囚われの檻]






背中から体温が奪われていくのがわかって、ゆっくりと瞼を開いた
どこか広めの空間なのか、どことなく音が響いているように感じられた

「はやて、目が覚めたんだね」

視線を下に向けると、にっこりと優しい笑みを浮かべた愛しい恋人の姿
慈愛に満ちたその笑顔で、私の下腹部に座っていた

「…フェイトちゃん?」
「そうだよ」
「なに、してんの?」

寝起きのような頭で問い掛ける
でも、フェイトちゃんはにっこりと笑うだけで応えてはくれなかった




「はやて、私、はやての全てがほしいんだよ」




はやてはぼんやりとだけど、困惑の顔をした
それもそうだろう
突然話を変えたのだから

「はやてが好きだから、はやてを誰にもとられたくなくて」
「うん」
「はやてのすることのすべての初めてが欲しいし、すべてのことの最後の人になりたい」

首にそっと手を当てる
はやては怖がることもせず、じっとこちらを見ていた



「でも、とられちゃうことだっていっぱいある」
「うん」
「だからね」


あぁ、なんだか別の声が聞こえる気がする
でも、それはきっと気の所為なんだと思う
だって、はやてがこんなにも優しい眼差しでこちらを見ているのだから





「はやての特別な、最初で最後の人になろうと思ったの」






フェイトちゃんが嬉しそうに言った言葉が信じられなかった
はやてちゃんの首に食い込む両手が幻覚だと思いたかった

「そ、んなの、おかしいよ!!」

「でも、私だけが見たんじゃ、嘘になっちゃうかもしれないでしょ?」

声を荒げてみても、フェイトちゃんはこちらをまったく見ようとしなかった
かろうじて、はやてちゃんがこちらを見た気がしたが、それも一瞬だった

おかしい、そんなことあってはならない
だって、だって!

「フェイトちゃんははやてちゃんが好きなんでしょ!?」

叫んだ私を初めて移したその瞳に、一瞥されたその表情に、
思わず言葉を飲み込みそうになる




「だからね、仕方がないから、なのはに見ていてもらうことにしたんだよ」





「…やったら、フェイトちゃん」
「なに?はやて」

はやてが私を見て、苦しそうに笑った
添えられた手も、首からその手を引き離そうとしているわけではないようだった

「私も、フェイトちゃんの最初で最後の人になりたい」
「……え?」

発せられた言葉の意味がわからなかった



「やから、フェイトちゃんはこれから…」

少し冷たくなったはやての掌が頬に触れる

「誰も殺しちゃあかんよ」

少しだけ力を入れて、顔を引き寄せられる

「あと、誰にも殺されちゃあかん」

そして、ほんの少しだけ、唇が触れた
それが、彼女に触れた、最後




「はやて、約束、絶対守るよ」





まるで呪いのようだと思った
どちらの言葉にもなにか見えない力があって
お互いを侵食し合ってるかのようで

酷く歪で、もうどうしようもないくらい歪んでいるのに
壊れることができない


フェイトちゃんは、はやてちゃんは、もう、元には戻らないのだろう
そして、そんな歪んだ世界を見届けた私も、元には戻れない


スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
【Font & Icon】
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

アジル

Author:アジル
好きなことを好きなだけ!
そんなような形ができつつある今日この頃です。
絶賛亀更新中
何かあればツイッターまで

セラムン(まこ亜美)となのは(フェイはや)のSSあります
nib-makoami.gif nib-minarei.gif

リンクはほぼフリー

FC2カウンター
次のキリバンは35000です
カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。