まこ亜美(セラムン)とフェイはや(なのは)を中心にSSやらを扱っています。 百合発言などがあるので、苦手な方はバックすることをオススメします。

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ことがある

対にしてみた。難しいねこういうの


[鈍感]Ver.亜美





こんな夜遅く、しかも期末テスト最終日前に電話をするのはなんとなく気が引け
た。
何より電話の向こうの彼女の、必死に机に向かう姿が目に浮かび思わず笑ってし
まった。




集中力なんてとっくに切れているだろうから丁度良いのかもしれない

そう思い直して携帯電話に手をかける

見慣れた番号にトクンと胸が鳴る。


「もしもし」

「あ、まこちゃん?」


彼女しか出ないのについ聞いてしまう。
それはもう癖のようになっていて、彼女もそれを知っているのだろう。
あえて聞くようなことはない。


「亜美ちゃんなんかあった?」

「ううん。そういうわけじゃないんだけど」


こうやって聞いてくれるのは優しい彼女の癖
無意識にやってのけるのだからすごいと思う


「あ…あのねっ、あの…そのぉ」


うまく言葉が紡げない
別段言いにくい言葉でもないのに
相手が違うだけでこんなにも変わるものだろうかと、他人事のように考えていると
彼女が笑った


「亜美ちゃんは可愛いなぁ」

「ま、まこちゃん!?」


なにを言い出すのだろうこの人は


「いやぁ、ついね」

「ついって…」

「だってほんとのことだもん」

「も、もう!」


こちらの反応を楽しんでいるとしか思えない発言。それでもその言葉に振り回さ
れてしまう。
これでは心臓が保たないと、そっと胸おさえる


「ごめんごめん。で、話は?」

「え?……まこちゃん気付いてたんじゃ…?」

「へ?何のことだい?」


どうやら今回彼女は何も気がついてないようだ。
人のことに対して敏感な彼女は、自分のことに対しては鈍感なところがある。
それにしたってこれは…鈍感すぎる


「今日…何の日かわかる?」

「んー…テスト最終日…?」


的外れな回答に呆れつつもそれが彼女らしいとも思う。



「ばか」


「ぇえっ!あ、亜美ちゃん!?」


だからちょっとばかりの仕返しに彼女を困らせてみることにした
電話越しに唸る声が聞こえてくる




「あの…亜美ちゃん?」

「なあに?」



うまく言葉が見つからなかったのだろう
彼女が話題を変えようとしているのがわかる




「そういえばなんでで…」




どこまで鈍感なのかしら。
気づいてくれないことがじれったくて
思わず彼女の言葉を遮っていた










「お誕生日おめでとう」












ありったけの想いをこめた言葉に
彼女が気づきますように
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