まこ亜美(セラムン)とフェイはや(なのは)を中心にSSやらを扱っています。 百合発言などがあるので、苦手な方はバックすることをオススメします。

ヘたれキングたまにかっこいい

179話だったかの後の話です。
別名没リク作品。なので「嫉妬」が題材です。そして話もちょっと似てます。

ちょっと短いです










「亜美ちゃんどうして怒ってるの?」

「別に怒ってなんかいないわ」


嘘だ
今日の朝から亜美は妙に冷たい
他の人にはいつも通りなのに






[鈍感?]








思い当たることといえば、昨日大気とうさぎと共に料理番組に出たこと。

亜美がスリーライツの、大気のファンであることはよく知っているし、
黙っていちごを使ってしまったこともあって、悪いと思っている。
しかし、普段の彼女がここまで怒るだろうか?


「ごめん。やっぱり亜美ちゃんも大気さんに会いたかったよね」

「……ない」

「急だったからさ。うさぎちゃんだって乱入だったんだよ?」

「そうじゃない」

「え?じゃあケーキが…」

「そうじゃないわ!」



言葉を遮り声を荒げる亜美
普段見ることのない取り乱しように、思わず足を止める。

小さな身体に溜め込んだ想い
それに押しつぶされそうな背中がいっそう小さく見えた。



「あ、みちゃん?」

「鈍感」



そう言うとすたすたと歩き始める亜美
追いついて顔を覗いてみると、拗ねたような寂しそうな表情をしていた。




「もしかして、妬いてくれたの?」

「ちっ…違うわっ!」

「うっそだぁ~ ほら、こんなに顔赤くしてんのにぃ」


ぷにぷにと頬をつつくと顔を真っ赤にして抗議してきた。



「だ、だって、そのぉ…」

「だって?」

「…もう!この話はおしまい!」

「えっ、ちょっ…ずるいよぉ!まだ何にも聞いてないよ?」

「いいの!まこちゃんが鈍感なのが悪いわ!」




もう少しで聞きだせそうだったのだけれど、ここまで鈍感鈍感と言われて黙っているわけにもいかない。
本人の口から聞きたかった気持ちをぐっとこらえて、亜美の耳元で囁く。


「じゃあ、昨日の約束はもういいの?」

「…って、まこちゃん!?」


本日何度目の叫びだろう。今日の亜美は感情の起伏が激しいらしい。
二人っきりのとき意外にはあまりないことで、ましてや人がいないとはいえ外で。
そのことに自然と苦笑いがこみ上げる。


「その…もしかして、わかってたの?」

「そりゃねぇ。黙っていようかと思ったんだけど、誰かさんがあまりにも可愛いから」


そういって顔を覗きこむと、これも本日何度目かの赤面
口をパクパクさせてこちらを伺っている姿は可愛いの一言に尽きる。

これが見たいから生きてる、なんていったら彼女はどんな反応をするだろう。
考えただけでまた笑いがこみ上げる。


「もう!まこちゃんからかってたの!?」

「ん~捉え方によってはそうかも?なんてね」




もっと我侭言って欲しい、我慢ばっかりしなくていい
そう言ったところで簡単に実行できるわけではないから

こうやって表に出していければ良いんじゃないかと思う。



「ほら、亜美ちゃん前見ないとこけるよ?」

「まこちゃん!!」




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